事業承継でのポイントは
非上場株式の株式評価
【株価評価】
事業承継の際には、保有する株式を後継者に相続・移転する必要があります。
そこで重要なのは自社株の評価額です。
なぜなら非上場株は取引相場がなく、財政状態に応じて変動しているため、業績が良く内部留保が多い場合、創業時に比べて何十倍になっているケースも少なくありません。
また、株式を売る相手が同族か第三者かによっても株式価値の評価方法が異なります。
株式価値が高いまま後継者へ株式譲渡(売買)や生前贈与をすると、後継者はお金を払うことができず、経営を圧迫する可能性があります。
スムーズな引き継ぎのためにも、早めの段階で自社株の価額をできるだけ下げておくことが大切です。